音楽学部音楽環境創造科

21.04.15

音楽学部音楽環境創造科(担当教員:亀川徹・丸井淳)

音楽学部音楽環境創造科(担当教員:亀川徹・丸井淳)

 音楽学部音楽環境創造科は、2017年度〜2018年度はシラパコーン大学音楽学 部と音響音楽の作品共同制作プログラムを通じた交流を重ねてきました。また2019年度は、楽理科と合同でミャンマー国立文化芸術大学との交流プログラムを実施しました

 2017年度〜2018年度に実施したシラパコーン大学音楽学部との交流プログラムは双方の教員と学生の派遣・招聘プログラムを繰り返しながらタイの童謡を音響音楽作品「A Little House In A Big Forest (和訳:大きな森の小さな家)」の共同制作プロジェクトを実施しました。「A Little House In A Big Forest」はタイの古い童謡を編曲・録音・ミックス編集することでライブエレクトロニクス・立体音響音楽作品にしたもので、作品の完成後には日本では千住アートパスの特別企画コンサートとして、タイではバンコクで開催されたSEAMEX(South East Asia Music Education Exchange)という音楽教育に関する国際学会で成果発表を行いました。また作品の共同制作にあわせ、シラパコーン大学音楽学部の学生と様々な研修プログラムや、民族音楽学を専門とするアナン・ナルコン先生コンサートなどを開催しました。

 2019年度は楽理科と合同でミャンマー国立文化芸術大学と、録音実習を通じた民族音楽の保存をテーマに、派遣・招聘の双方を通じた交流プログラムに取り組みました。招聘プログラムでは、ミャンマー国立文化芸術大学音楽学部から教員3名と学生1名を招聘し、音楽学の研修プログラムをサポートするとともに、楽理科とNUACのメンバーとともに千住 キャンパススタジオAにて、「The Beauty of Myanmar Music ミャンマーの音楽の美しさ」と題したレクチャーコンサートを開催しました。またその後の派遣プログラムでは、音楽環境創 造科・楽理科の教員と学生がヤンゴンを訪れ、ミャンマー国立文化芸術大学での録音実習と伝統音楽文化の共同調査を行いました。大学での録音実習の前には、ミャンマーで録音プロジェクトに取り組む井口寛さんの協力のもと、現地の音楽家とともに録音実習体験も行いました。日本とは異なる環境で、サインワインをはじめミャンマーの合奏の録音に取り組みました。大学での録音実習は2日間 にわたり、実際に大学の実技の授業で活用される音源制作を目的とし、伝統音楽の授業で扱われているミャン マーハープや歌、ミャンマーピアノの楽曲を収録しました。スタジオの活用方法や録音の際の注意事項などの 説明を交えながら、ミャンマー国立文化芸術大学の音 楽学部の教員・学生30名程と実習に取り組みました。